人生は賭け事である 3
「力も熱も入らないような楽しみは、退屈させるだけのことだ。
かれには、熱が入ることが必要なのだ。」
・・・こうした文脈のうえでかんがえてみると、単純な賭けが金銭的利害をともなう賭博に転化してゆくのは当然のことでした。
そして、古今東西を問わず賭博というものが人間社会から完全に消滅した例はひとつもないのです。
賭博の歴史は人類の歴史とともに古い、という有名なことばがありますが・・・
人間の精神というのはおそらく原始時代からそのような傾向をもっていたのでしょう。
極端なぱあいには、じぶんの所有する金銭はもとよりのこと、不動産まで賭ける賭博もしばしばおこなわれました。
また、そうした賭博への興味にとりつかれ、さらに賭博心を利用する職業としての専門的ギャンブラーも世界の各地で発生します。